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中古マンションと2ウェイタイプ

中古マンション・賃貸マンション選びでは、間取りを見る時キッチンの構造に特に注意をしてみてください。キッチンは、生活の起点となる家の中でも重要なポイントです。最近は外食よりも内食や自炊を行うこともごくあたりまえになってきているので、キッチン部分に利便性があるかどうかは、生活の住みやすさを決める重要な要素です。
中古マンションや賃貸マンションでは、現在プライベートルーム3部屋とリビングダイニング・キッチンのついた3LDKタイプが主流になっています。また、キッチンも従来型の壁方向に据え付けられたものではなく、リビング方向に向きあった対面キッチンが増えています。しかし、対面キッチンタイプの中古マンションを選ぶときには、出入口の機能性をよく調べてみてください。
対面キッチンでよく見かけるのが、キッチンスペースからの出入口が1箇所しかない「1ウェイ」タイプです。一見便利に見える対面キッチンも、1ウェイタイプの場合出入りが面倒であったり、2人以上がすれ違って出入りするときに大変窮屈な思いをすることがあります。できれば対面キッチンでは、もう一カ所出入口のある「2ウェイ」タイプのものを選ぶようにした方がよいでしょう。
大抵の2ウェイタイプのキッチンでは、背後にあたるバス・洗面所に続く出入口がつけられています。これは、料理をしながら洗濯をすることができる、大変便利なしくみです。また、リビングを通じなくてもキッチンに入れるので、来客時などに見られることがありません。